【GTM】直帰が多いページ同士は「滞在時間」で比較しましょう

広告用のLPを運用していると、もちろん商材にもよりますが直帰率が90%を超えてしまうなんてザラですよね。

ABテストをやるにしても、「直帰率93%のページAと95%のページBのどっちの方が良いか…ってそもそもどっちも悪くない?!?」ということになりがちです。

直帰が多いページは滞在時間で比較しよう

そこでオススメなのが、滞在時間を基にページ同士を比較することです。

ただし、Googleアナリティクス上で表示される「平均セッション時間」は使いません。この指標は直帰セッションを0秒としてカウントしてしまうため、直帰の多い広告用LPのようなページで参考指標とするのは適していません。

一方、Google Tag Manager(GTM)を使って一定時間ごとにイベントを飛ばすことで直帰セッションであっても滞在時間を取得することができるようになります。

GTMを活用し、滞在時間に応じてイベントを飛ばす方法

【GTM】中間CVを「滞在時間」で設定する方法でも似たような解説をしていますが、おさらいです。

1.GTMのトリガーを作成する

・トリガーの種類:タイマーを選びます。
・イベント名:gtm.timerとします。GTMでデフォルトで使える変数です。
・間隔:トリガーを発火させたい間隔をミリ秒単位で入力します。下図では5秒の設定です。
・制限:トリガーを発火させる回数を入力します。今回は1回だけ発火させる設定です。

 

2.イベント取得用のGAタグを設定します。

トラッキングタイプ:イベントとします。
カテゴリ、アクション、ラベル:飛ばすイベントを定義します。カテゴリはその名の通り大分類として他のイベントもくくれるもの、ラベルはユニークなものになるよう意識すると良いです。Googleアナリティクス上で表示される文字列になることを意識して設定します。
トリガー:1で作ったトリガーを設定します。今回の場合は、5秒ページ滞在された時点でイベントトラッキングが発火するようになります。

 

3.上記1~2を、イベントを飛ばしたい秒数ごとに用意する

上記は5秒経った時にイベントを飛ばす方法でしたが、必要に応じて30秒や2分といったタイミングでイベントを飛ばすようにします。

こうすることで例えば「5秒も見てない人がこんなにいるのって広告文とキービジュアルに問題あるんじゃないか?!」「直帰は直帰でも2分も見てたら中身見は読んでもらえたかな」といったことがわかるようになるのではないでしょうか。

(おまけ)滞在時間をJavascriptで飛ばす

トリガーは等間隔で発火させつつ、飛ばすイベントの「アクション」の文字列をJavascriptで自動取得するような方法もあるようです。

GTMのタイマーイベントで滞在時間計測の結果について(外部)

ただ、アクセス解析で大事なのはあくまで仮説ベースで検証することなので、闇雲に値を飛ばせば良いわけじゃないことは注意しましょう。

 

Ginga

マイクロコンバージョンをGA側で設定しないでいいと思う

B2BのWEBマーケティングで中間CV(マイクロコンバージョン)が重要であることは他の記事でも説明しましたが、GAのゴール機能を使って全てのマイクロコンバージョンを設定する必要は必ずしもありません。

例えばメルマガ登録、ホワイトペーパーダウンロードのような、そのままマーケティングチームのKPIとなるような指標であればGA上でも登録しておくべきだと思います。

しかし、滞在時間、ページ遷移数などページのパフォーマンス測定を目的とする細かい指標であれば、GA上で設定しておく必要がないと考えています。

GAでマイクロコンバージョンを設定しておかなくていい理由

GAのゴール機能は今現在、一つのビューにつき20個までしか設定することができません。そのため、とりあえず計測しておきたい、程度の指標をわざわざゴールとして設定する場合、貴重なゴール枠20個のうちの一部を無駄遣いすることにもなり得ます。

GA上でゴール設定をしないでも、アドバンストセグメントを作れるようにさえしておけば、見たい指標を軸にパフォーマンスを比較してみたり、リターゲティング広告のターゲットリストとして活用することもできるため、大きな問題にはなりません。

どちらかといえば、マイクロコンバージョンの有無を測定できるようなイベントトラッキングを設定しておくことが重要でしょう。

マイクロコンバージョンはイベントトラッキングで測定しましょう

GA初心者にとってなかなかハードルが高いイベントトラッキングですが、上手に使えばさまざまなメリットを得られます。

記事「【GTM】中間CVを「滞在時間」で設定する方法」では、GTMでイベントトラッキングを実装する方法をかんたんに説明していますのでよければ参照してください。

 

Ginga

【GTM】中間CVを「滞在時間」で設定する方法

B2Bマーケでは中間CVの設定が重要

中間CV、つまりマイクロコンバージョンの設定が、B2Bマーケにおいて重要であることは記事「B2Bこそマイクロコンバージョンの設定が必須」でもご紹介しました。

そもそもの流入数を稼ぎづらいB2B商材の場合、中間CVを適切に設計しておくことで「少しは興味を持ったユーザー」とそうでないユーザーを区別できるようになり、サイト改善やリターゲティング広告に活用できるようになります。

よく使われる中間CVとして「フォームを閲覧した」「価格ページを閲覧した」「○ページ以上閲覧した」などが挙げられますが、B2BのWebマーケを行う上では、これらの指標ではハードルが高すぎます。

サイトの運用をしているとわかりますが、サイト訪問者の半数以上は直帰(つまり2ページ以上見ない)だったり、広告経由であれば9割以上が直帰というケースもざらなので、そういったケースにも対応できる設計にする必要があります。

中間CVには「滞在時間」の活用がおすすめ

中間CVに「滞在時間」を活用する場合、「直帰したユーザー」の中でも「ページ到達後すぐ離脱したユーザー」と「少し興味を持ったユーザー」を区別することができ、便利です。

また縦長のLPを利用しているケースでは、LPを最後まで読んでから離脱した人も、直帰⇛だけどしっかり読んでくれた、という判断活用として活用できるようになります。

滞在時間を使った目標設定はGAでやるな!GTMでやれ!

滞在時間を使った目標設定は実はGoogleアナリティクスでかんたんに実装できます(下図参照)。

しかしこの設定には落とし穴があり、ユーザーが何分サイトに滞在していたとしても、直帰していたらカウントされないという点は注意が必要です。

Googleアナリティクスの滞在時間は「次のページに遷移するまでにかかった時間」を指していますので、直帰の場合は滞在時間が集計されず0分ということになってしまいます。

直帰ユーザーの滞在時間もGoogleアナリティクス上で集計したい場合は、Googleタグマネージャーを使うとかんたんです。

GTMで「滞在時間2分」の時点でイベントを飛ばし、GAで目標設定する方法

ここでは例として、滞在時間2分経過した時点で直帰か非直帰かによらず中間CV達成とする方法を説明します。

1.GTMのトリガーを作成します。

  • トリガーの種類:タイマーを選びます。
  • イベント名:gtm.timerとします。GTMでデフォルトで使える変数です。
  • 間隔:トリガーを発火させたい間隔をミリ秒単位で入力します。下図では120秒の設定です。
  • 制限:トリガーを発火させる回数を入力します。今回は120秒経過時点で1回だけ発火させる設定です。

2.イベント取得用のGAタグを設定します。

  • トラッキングタイプ:イベントとします。
  • カテゴリ、アクション、ラベル:飛ばすイベントを定義します。カテゴリはその名の通り大分類として他のイベントもくくれるもの、ラベルはユニークなものになるよう意識すると良いです。Googleアナリティクス上で表示される文字列になることを意識して設定します。
  • トリガーとして:1で作ったトリガーを設定します。今回の場合は、120秒ページ滞在された時点でイベントトラッキングが発火するようになります。

3.GAで目標設定する

目標タイプは「滞在時間」ではなく「イベント」を選びます。

2で決めたイベントカテゴリ、アクション、ラベルと等しいときに目標達成されるように設定します。

 

これで、直帰ユーザーであっても比較的興味を持ったユーザーに対して中間CVを紐付けることができるようになります。

今回の例では120秒を閾値としましたが、ターゲットがごく限られた商材であればもっと短く8秒にして直直帰かどうかを区別したり、動画や長めの文章を読んでもらう前提のサイトであれば5分にしたりと、状況に応じてカスタマイズするのが良いでしょう。

 

Ginga

GTMを使ってAdsenseのタグを貼り付ける方法

ブログで広告収入を得ることを考えたらまずはじめにGoogle Adsenseの導入を検討すると思います。私もそうです。

GTMを使い、AdSenseのタグを埋め込んで審査に望んだのですが、

AdSense の承認プロセスを完了するには、サイトを AdSense にリンクしていただく必要がございます。これにより、お客様がサイトの所有者で、サイトが AdSenseのポリシーに準拠していることを確認させていただきます。

との通知がきてしまいました。初回審査ではHTMLに直張りの方が良いという情報もあったため、直張りをして再申請をしてみました。ひとまず様子見。

→20180214追記:直貼りにしたら申請通ってました。