読後メモ「USJを劇的に変えた、たった1つの考え方」

「USJを劇的に変えた、たった1つの考え方」を読んだので感想をメモ。

書かれていること

USJのV字回復を成し遂げた森岡毅さんによって書かれた本書では、

①どのようなアプローチでUSJのV字回復を実現したか
②日本におけるマーケティングの実情
③基本的なマーケティングフレームワーク
④主に就活生や若手社会人向けに書かれたと思われるキャリアの考え方

が説明されています。個人的には①について深掘りされたものを想定して購入したのですが内容は割とあっさりしており、どちらかと言うと「マーケティング入門」という感じの内容でした。まさにサブタイトル通り。

経営者になりたいと何となく考えている就活生や、新人マーケターにとってのマーケティング入門書としては良書と思います。

逆に、マーケティング関連の書籍を一通り読んだことがある方にはなんだか少し物足りない内容ではないでしょうか。蛇足や無駄な話も多い印象でした。

本書を読んでの気付き

本書が大ヒットしているところから察するに、世間はやや初歩的な、わかりやすい内容のマーケティングの知識やノウハウを欲しているのだなと感じます。

この先人口が減っていきモノが飽和していく日本の社会において、マーケティングスキルは全ビジネスマンにとって必須であるという考えは私も持っていますので、本ブログを通じてマーケティングの面白さや大切さを広めていきたいなと感じました。

また本ブログ別記事3C分析は「考える順番」が大事!では、「3C分析はCustomer(顧客)→Competitor(競合)→Company(自社)の順で行うべきである」とご紹介しましたが、本書では先にCompany(自社)の分析をするのが重要であると説明されていました。

確かに、限られた経営資源において売上をアップするというのがマーケターにとっての最重要命題となりますから、まず最初に自社が社会に何を与えられるのか、しかも無理なく持続的に、という発想が必要になることは至極まっとうです。

そこも踏まえて改めて、3C分析の正しい順番とは、

Company(自社でできること)Customer(顧客)→Competitor(競合)→Company(相対的な強み)

のように、ループを描くことであるという考えに至りました。

思考をアップデート。大事。

ということで、冒頭では新人マーケターにおすすめと書いてしまいましたが、中級マーケターにもおすすめの1冊をご紹介しました。

 

Ginga